代表の羽田野です
投稿日:2013/3/23
仕入れもとの社長が昔、試験的に仕入れた静岡県側で採れた富士山溶岩石を見せてくれました。
素人では多分まったく見分けがつかないと思いますが、左が静岡側の溶岩石、右が山梨側の溶岩石です。気泡の形状や配列が微妙に違います。(かろうじて、私は見分けができました)
静岡側の溶岩は残念ながら、比重が高いため、山梨側、弊社使用の富士山溶岩プレートに比べ硬く、1〜2回の使用でヒビ割れてしまい、採用できなかったとのお話でした。
一見、硬いほうが強度が高いのでは?と思いますが、耐熱性などで考えますと、溶岩石も微量のミネラル(金属成分)を含んでますので、加熱すれば膨張しますし、冷めれば収縮しますので、硬い石ほど加熱した際や冷ました際に膨張収縮しヒビ割れが起こりやすくなります。
墓石に使われている硬い御影石などは加熱すれば1発で割れてしまいます。早く割れやすい石ほど外側に金具を巻き付け、割れた後もしばらくは使用できるように細工してある石焼きプレートや焼肉プレートもよく見かけます。